初心者が最短でWebデザイナーになる方法を実体験を交えて解説!

2022年2月20日
初心者が最短でWebデザイナーになる方法を実体験を交えて解説!

本日は未経験の方でも最短でwebデザイナーになる方法を私の実体験を交えてご紹介したいと思います。
結論から言いますと私の場合すべて独学でやってきました。

未経験から半年で情報処理技術者試験に挑戦!

私がwebの世界に最初に足を踏み入れたのは15年前の2007年頃だったと思います。
資格も学歴もない私は、なにか資格が欲しくてとくに理由もなく情報処理技術者試験を取得してみようと勉強を始めました。
パソコンにもほとんど触ったことがない様な初心者だった私ですが、パソコンの基礎から学び、およそ3ヶ月ほどでなんとなく基礎的なことは分かってくる様になりました。
基礎的な事というのはパソコンの初歩の初歩、【CPUとは?】、【メモリとは?】といった基本から少しずつ学んでいきました。
ある程度の知識を得たら、そこから試験日までひたすら過去問を解くことだけに専念して、試験前には合格ラインの点数が取れる様になりました。
試験日、過去問にはなかった問題が多くてかなり焦りました。
なかば諦めていたんですが、試験の数週間後に合格のお知らせがきて、おそらくぎりぎりの点数だったと思いますが、なんとか合格することができました。

資格取得後のキャリア

資格をとっても実践で使える様な言語は分かりませんし、デザインの分野に関心があったため、貯めたお金でiMacを購入しました。
そこから毎日Macを触って、webの世界に本格的にのめり込んでいきました。
その後20代は都内のアパレルや映像関連会社に就職し、Photoshop、Illustratorを使ったデザイン制作、動画編集などをメインにキャリアを積んできました。

デザインの仕事をしているとよくある話なんですが、「ホームページ作って欲しい」とよく言われます。
その当時はwixやjimdoで、素材をデザインして”簡単に良く見せる”ホームページ を作っていました。
正直な話、wixなどで作ったサイトはいまいちです。
今は改善されたかもしれませんが、表示速度が圧倒的に重く、細かいデザインの修正もできないため、テンプレっぽさが出てしまいます。また、例えばwebデザインでは今、要素が動いてフェードインしたり、下から浮いてきたりするような作りが多くなっていますが、おそらくノーコードで作られたサイトにそういったwebデザインの主流を取り入れるのも難しいように思います。

独立、コード学び直し

2016年に千葉に引越し、フリーランスとして独立。
下請けの案件だけでも比較的忙しくさせて頂いていたのですが、フリーランスは波があります。
収入源をいくつか持っておいて、なにか一つが落ち込んだときに、別の収入源で補える様にしようと、軽貨物配送や古着転売なども始めました。
こちらの副業に関する情報も少しずつ記事にしていきたいと思います。

独立してすぐ、ホームページを作って欲しいと依頼されました。
wixなどで作ってしまえば楽でしたが、お客様がストレスなく利用できて、自分が納得いく形のホームページで納品したいという思いがあり、思い切ってコードで作ることを決意しました。

基本的にはこれまでもそうでしたが、【習うより慣れよ】のスタイルで、私の場合まずAdobe Creative Cloudを購入しました。

Adobe Creative Cloud(CC)とは?

アドビ社のソフト、アプリの最新バージョンを自由に利用できるデザイナーのためのソフトウェアです。
デザイン、コード、動画編集、アニメーション制作、イラスト、写真編集など、クリエイティブに必要なツールがこれ一つで完結できます。
基本的にはパソコンとこのソフトがあればいつでもクリエイティブな制作が可能になります。
料金は年間で65,760円。月々で計算すると5480円になります。
学生さんならさらに安いプランで購入できます。

スキルが身につく!【アドバンスクールオンライン】

便利なチュートリアル機能

こちらをインストールすると、それぞれのソフトの使い方を初心者向けに解説するチュートリアルが利用できます。
実際にソフトを利用しながら、動画で学べるのでマイペースに学習できます。
なお、不安な方にはアドビが提供しているオンラインスクールもございます。

Adobeソフトと通信講座のセット

Webデザインソフトウェア Dreamweaver

CCのWebデザインではDreamweaverというソフトウェアを利用します。
実際の制作ではPhotoshopやIllustratorなども使ったりしますが、こちらは使い方がYouTubeやブログ記事などで溢れていますので初心者でもなんとかなるでしょう。
チュートリアルでは基礎を学びながら実際に用意された素材を使ってデモサイトを制作するところまで学ぶことができます。

私が参考にさせて頂いたDreamweaverが学べるYouTuberさんをご紹介いたします。

森和恵とウェブ制作を学ぼう!
https://www.youtube.com/user/r360studio

2022年1月にこちらのサイトを立ち上げ、2月にTwitterを開設したのですが、「稼げます!」的な文言に騙されて高額なコンサル代を取られたり、役に立たない勉強代で高額な出費をしてしまったという人たちが多くて驚きました。

習うより自分で最低限パソコンとデザインソフトは用意したほうがいいと思います。
まずは触って少しずつでも自分で覚えていくべきです。
今は情報が溢れています。
分からないことは自分で情報を探して学べる時代です。
私の場合、本や参考書も買っていません。
CCなら最新の機能のソフトを利用できる上、コストとして例えばMac BookとCCだけでも月々1万円前後で利用できます。
パソコンは自分の右腕ですので、大事に使えば5年以上は使えます。
できれば中古ではなく現行モデルのMacをお勧めします。

以上あくまで私の経験でのお話をさせていただきました。
webデザインの世界は華やかに見えるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
作業をこつこつと積み上げていく地味な仕事です。
今では個人が安い金額で請け負っている制作案件も溢れているため、いきなり儲かる様な甘い世界でもありません。
いつかやってくるであろうあなたの大切なお客様のために、地道にしっかりスキルとセンスを磨いてください。

以上最後まで読んでくださり感謝いたします。

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